2011年12月30日金曜日

【第3弾・作品紹介】
野阿の箱湯/ヤマザキマリ




大地の恵み、不老長寿の湯! 
沁みるようないい湯に浸かって 
ゆっくりしようじゃありませんか!!

(作者コメント)


用意していたネームと違う内容の漫画が原稿用紙に描かれてしまいました。
わたしも人間という一種類の動物として、他の動物達と同じように、地球に愛される生き方がしたいです。

ヤマザキマリ

1967年東京都出身。
現在はシカゴ在住。
作品は『テルマエ・ロマエ』『地球恋愛』『世界の果てでも漫画描き』など。

2011年12月28日水曜日

【第3弾・作品紹介】
キヨミ/橋本省吾




ちょっと俺のお母さんの話を
聞いてください。
まあ、それはそれはとんでもないのです…!

(作者コメント)


普段はギャンブルエッセイ漫画を描いておりまして、久しぶりにパチンコが出てこない漫画を描きました。

前向きな作品を描こうと思いまして、
真っ先に浮かんだのが母ちゃんでした。せっかくなので真正面から描いてみました。

喜んでいただけましたでしょうか。

橋本省吾


愛知県出身、98年上京。
現在、パチンコ情報誌「でちゃう!」で連載中。
竹書房のパチンコ、パチスロ誌では不定期連載中。


2011年12月26日月曜日

【第3弾・作品紹介】
わたしとおじさん/鈴木マサカズ




お金は返さない、働かない、
ゲームばっかりやってる。
あんたなんて父親じゃない、おじさんだ!

(作者コメント)

僅か12ページですが、漫画家として「僕らの漫画」に参加できたことを誇りに思います。

鈴木マサカズ


1973年静岡県生まれ。
京都精華大学芸術学部テキスタイルコース卒業。
現在、週刊漫画サンデー(実業之日本社)にて
「最果てのサイクロプス」連載中。
週刊漫画ゴラク(日本文芸社)にて「恋愛の神様」不定期連載中。
その他の作品として「七匹の侍」「ダンダリン一○一(原作:とんたにたかし)」
「ラッキーマイン」「無頼侍」「サルぽんち」等。

二児の父。


2011年12月24日土曜日

【第3弾・作品紹介】
身近な童貞かるた/ルノアール兄弟




あるある…と思ったら負け!!
童貞ギャグのカリスマが贈る
非モテのエレジー。

(作者コメント)

第3弾が12月末の配信ということで、正月を先取りしてかるたを作ってみました。
しかし、時間の都合上50音すべての札を作ることはできず、かるたとしての使い道がないという結果となってしまいました。
ですが、たとえ50音あったとしても、そもそもが電子形態であるので切り取ることはできなかったのだと気づいたのは提出を終えたあとでした。
なのでかるたは他の良いものを見つけていただいて(この世には驚くほど多くの種類のかるたが存在します)、こちらのかるたは漫画として、娯楽作品として楽しんで読んでいただければと思います。

ルノアール兄弟

月刊!スピリッツ(小学館)で『さよなら、もっさん。』を連載しています。

2011年12月22日木曜日

【第3弾・作品紹介】
図書室の塔/和田フミエ




すべての本好きに捧ぐ———
あなたにもきっといたはず、
あの頃の図書室の友達。

(作者コメント)

すいません・・・もう一本描いてしまいました。
制作委員の皆様。このたびは未熟な描き手でありながら参加させていただき、どうもありがとうございました。
読者の皆様。楽しい気持ちを感じていただけたら幸いです。

和田フミエ

茨城県生まれ。
「たまごクラブ」(ベネッセコーポレーション)にて
「おかあさんまであとすこし!」、
「本当にあった笑える話」(ぶんか社)にて
「おうちへ帰ろう 3.11震災の記録」を連載中。
過去作に「おうちクエスト」(竹書房)。







2011年12月20日火曜日

【第3弾・作品紹介】
ごまとピーナツ/青木俊直






テニス部のこまちゃん、美術部のナツ。
色も性格も正反対だけど、
仲良しの二人!

(作者コメント)

両親が岩手の内陸の出身で幼い頃夏は毎年祖父母の家で過ごしました。
被災地となった三陸沿岸はそのころよく叔父の車でいとこなどと遊びに行った場所です。


言葉にできない思いがいろいろあります。
マンガを描くことでその思いを整理したり託してみたり。

青木俊直


1960年母の実家のある岩手県一関市で生まれる。

「くるみのき!」(@バンチ:新潮社)
「@ポチ」(Web@バンチ:新潮社)
「スリーピース」(シンカン:朝日新聞出版)
「なのはなフラワーズ」(芳文社)
「ヤングジャンプ増刊アオハル」に短編掲載

キャラクターデザイン、アニメーション制作も。
(「ウゴウゴルーガ」「むしまるQ」「びゅうリップちゃん」
 「ゆるゆる劇場」などなど)



2011年12月17日土曜日

【第3弾・作品紹介】
SUNS/板倉梓




初めてのお墓参り。
緊張するけど、大丈夫。
だって、親友と一緒にきたんだから。

(作者コメント)

はじめまして。
ささやかな漫画ですが、読んでいただけたらうれしいです。


板倉梓

長野県出身、東京都在住。
まんがライフオリジナルにて「野村24時」
まんがタイムスペシャルにて「少女カフェ」
週刊漫画TIMESにて「タオの城」連載中。
過去作に「あかつきの教室」。



2011年12月15日木曜日

【第3弾・作品紹介】
かみさまのトロンボーン/えすとえむ




海辺に流れ着いたトロンボーン。
一体どこからきたんだろう……
静かな波音が紡ぐ抒情小曲。

(作者コメント)


いつでも、悲しい事があったときにはマンガを描くことで救われてきました。

今でもたまに、トロンボーンを吹く君の姿を思い出すよ。

えすとえむ


東京都出身
2006年東京漫画社『ショーが跳ねたら逢いましょう』でデビュー
既刊に
『エイジコールドブルー』
『愚か者は赤を嫌う』
『このたびは』
『うどんの女』
『はたらけ、ケンタウロス!』
など
小学館IKKIにて『Golondrinaゴロンドリーナ』連載中


2011年12月7日水曜日

仙台 講演会レポート

みなさん、こんにちは。

12月3日土曜日、
仙台で開催されていた「ミックフェスティバル in 東北」の一環として仙台国際センターに於いて漫画家による講演会が催されました。
同フェスティバルの電子書籍紹介コーナーにて、「僕らの漫画」アプリを、ご協力をいただいている小学館様のブースでご紹介していただいたご縁で、喜国雅彦氏、三宅乱丈氏、編集・前田一聖氏、信濃川日出雄の4名が講演会に登壇しまして、「僕らの漫画」発足の経緯などをお話してきました。
会場には漫画家を志す専門学校生や、高校生、出版社のエラい人達がいっぱい。


開始前。
控え室では、全員緊張していましたが…


午後4時30分。さて。いざ、ステージに照明が灯る。


最初に司会者に呼ばれたのは喜国さん。
拍手の中、舞台袖からにこやかに登場。
ステージにあがると、いきなり


…ズッコケる!!


三宅氏、前田氏、信濃川「!!」


会場、シーーン……。
もちろん狙って転んだのですが、リアクションに困るお客さんと司会者…。


実は、控え室でやるやるとは聞いていたのですが…、


これは、なんとかしないと!
そこで、
よし俺がいくしかない、と、
信濃川も同じ場所で、


ズッコケる!!


会場、クスッと笑いがおきる。
4コマ漫画の2コマ目とでも申しましょうか。


さぁ、3コマ目。続いて三宅氏も…同じ場所で、
ズッコケる!
会場、クスクス。


そして4コマ目。
最後に登場したのは前田氏。
3度も続けば4度目も、と、お客さんも推して構えるもの。
きっとまた同じ場所で…と思いきや、あれっ!?
転ばず、すました顔で通り過ぎる。
??
と思わせておいて、2歩先で
……やっぱりズッコケる!!


会場、爆笑!!


会場はいっきに和やかムードに。
(終了後、初対面とは思えないチームワーク、と喜国さんに褒めていただきました・笑)


前田氏の進行で、ひととおり「僕らの漫画」の発足、参加の経緯についてそれぞれお話したあとは、若い志望者にむけて、漫画を描くことについてあんな話やこんな話を、質問を受け付けながらのあっという間の1時間半でした。


はい。
あれ、ほとんど、コケた話しか書いてないですね…。
えーっと、…そんな、楽しい楽しい講演会でしたっ!!


そのあとの食事会(飲み会と言った方がただしいでしょうか)では編集さんと漫画の深い話を夜中まで…。


会場にお越し下さった皆様、関係各社の皆様、「僕らの漫画」を沢山の方に知っていただく機会をくださいまして、ありがとうございました。






2011.12.7 信濃川日出雄

2011年11月10日木曜日

電子書籍版vol.1、11/11発売開始!

「僕らの漫画」
電子書籍版vol.1  ¥315
ご購入はこちら→  eBookJapan
注)会員登録、専用リーダーのDLが必要となります。eBookJapan ご利用案内(PC向け)

【収録作品】
手原和憲/三宅乱丈/ねむようこ/ヤマシタトモコ
/国樹由香/そらあすか/信濃川日出雄/とり・みき

による読切作品8本。
(アプリ第1弾と同じ内容になります)


電子書籍版vol.1(及びvol.2)の収益も、アプリの収益と同様に諸経費(手数料等)を除いて東日本大震災復興のために寄付いたします。
現在検討している募金先についてはこちらの記事で紹介しています。

---------------
下記環境でお読み頂けます。
(eBookJapanより転載。2011/11/11現在)

Windows(日本語版)および、Macintosh対応しています。
なお、お客様の環境によっては、閲覧が出来ない場合がございますので、ご了承ください。

■Windows
ネットワーク環境一冊あたりの容量が大きいため、ダウンロードにはブロードバンド環境でのご利用をおすすめ致します。
CPUIntel Pentium III 800MHz相当以上
OS日本語版 Microsoft Windows (32bit,64bit)

Windows 7 :
- Home Basic、Home Premium 、Professional、Ultimate、Enterpriseのいずれか
Windows Vista :
- Home 、Home Premium 、Business 、Ultimateのいずれか
Windows XP :
- Home Edition 、Professionalのいずれか

WindowsXPでは、.NET Framework 2.0以上がインストールされている必要があります。
メモリ512MByte以上
グラフィックス800×600ドット以上が表示可能なビデオカード及びモニタ
ブラウザInternetExplorer 7.0以上、またはFireFox 3以上

■Macintosh
ネットワーク環境一冊あたりの容量が大きいため、ダウンロードにはブロードバンド環境でのご利用をおすすめ致します。
対応機種Intel Macintoshコンピュータ
OSMacOS X 10.5以降のOS(10.5.6以降推奨)
動作メモリ512MB以上
グラフィックス1024×768ドット以上が表示可能なビデオカード及びモニタ
ブラウザSafari 3以上、FireFox 3以上

■iPad/iPhone/iPod touch
ネットワーク環境3G回線、又はWiFi環境
OSiOS 3.0~
ブラウザiPad/iPhone/iPod touch 搭載のSafari

■Android端末
ネットワーク環境3G回線、又はWiFi環境(コンテンツダウンロード時のみ必要)
OSAndroid OS 1.6、2.0および2.1以上
※Androidマーケットが利用できること
ブラウザ端末標準搭載のWebブラウザ
動作確認済端末・Sony Ericsson Xperia acro(NTT ドコモ / SO-02C)、Xperia arc(NTT ドコモ / SO-01C)、Xperia (NTT ドコモ / SO-01B)
・Samsung GALAXY S (NTT ドコモ / SC-02B)、 GALAXY Tab (NTT ドコモ / SC-01C)
・NEC mobile MEDIAS (NTT ドコモ / N-04C)
・LG Optimus Pad (NTT ドコモ / L-06C)
・シャープ LYNX 3D (NTT ドコモ / SH-03C)
・Panasonic P-07C(NTT ドコモ / P-07C)
・富士通 F-12C(NTT ドコモ)
・東芝 REGZA Phone(NTT ドコモ / T-01C、au / IS04)
・カシオ IS11CA(au / IS11CA)
・シャープ IS03(au / IS03)
・htc EVO WiMAX(au / ISW11HT)
・au iida INFOBAR(au / A01)
・DELL Streak(SoftBank / 001DL)
・HTC Desire(SoftBank / X06HT)
・シャープ 003SH、005SH (SoftBank / 003SH、005SH)
・Panasonic 003P(SoftBank / 003P)
ディスプレイ解像度WVGA以上(幅800×高さ480ピクセル)
パネルタッチパネル


---------------
今後発売予定の電子書籍版vol.2には、第2弾、第3弾の作品がすべて収録されます。
電子書籍版vol.2の価格も、vol.1と同様に¥315を予定しております。vol.1とvol.2では収録作品数が大幅に違いますが、これは当初「僕らの漫画」アプリ第3弾は3名だけ参加の予定だったのですが、アプリ第1弾発売後からさらに参加者とページ数が増えてしまったことによるものです。
アプリは¥600で全てお読みいただける予定で販売を開始いたしましたので、電子書籍版だけ合計価格を上げるわけにもいかず、悩んだ末当初の予定通り第2弾、第3弾を合わせて¥315といたしました。


2011年10月28日金曜日

【第2弾・作品紹介】
ダンのこと/さそうあきら



山田弾はいつも怒っている。
ノートに、じゃがいもに、多摩川に。 
おさまることを知らない、
弾の怒りを見よ!!!!!


(作者コメント)

この漫画は未完成なコドモです。
震災直後のもやもやとした気持ちを引きずったまま、ずるずると漫画を描いてしまいました。
迷い、曇り、失望、落胆・・・そんな「今の自分」がそのまま漫画になってしまったと思います。

さそうあきら

1984年ヤングマガジンにてデビュー。
「神童」「マエストロ」「ミュジコフィリア」といった、
音楽を題材にした作品の他「俺たちに明日はないッス」「コドモのコドモ」など。

京都精華大学マンガ学部にて学生と向き合う日々です。

【第2弾・作品紹介】
毎日は私たちのもの/今井哲也



親友・綾乃が
私にだけ話してくれた秘密トーク。 
誰とでもかまわず、
ちゅーしたくなっちゃうって!?


(作者コメント)

はじめまして。
短い漫画ですが、ちょびっとでも楽しんでいただけたらうれしいです。

今井哲也

1983年千葉県生まれ。東京都在住。
既刊コミックスに『ぼくらのよあけ』『ハックス!』(ともに講談社)。


【第2弾・作品紹介】
ひみつのヒミツ/石田敦子



誰も知らない、
知られちゃいけない、秘密基地。 
いいか、親とか女子には
絶対に絶対に喋るなよ!!


(作者コメント)

前々から描きたかった話です。
読み切りを描く機会があまりないので
描く場所をいただけて嬉しかった。
ネタを思いついたのは自分の子供の保護者会に出たときです。
親になったらまた学校の人間関係にかかわらんといかんのですね、当たり前ですが。
自分の学生時代を思い出してしまい、
体を固くして重い気持ちを抱えて保護者会には参加していますが、
そんな中、秘密基地のワードが先生から出てきていっきに頭の中でふくらみました。
漫画に繋がるなら居場所を見つけられそうです。
この気持ちもひみつのひみつでしょうか。
読んで楽しんでいただけたらなによりです。

石田敦子

(いしだあつこ)
少年画報社アワーズにて『球場ラヴァーズ』
幻冬舎バーズにて『ぴゅあ☆どる』
竹書房MOMOにて『マンドラゴるァ!』連載中。
過去漫画作品には
『アニメがお仕事!』『魔法少年マジョーリアン』など。
アニメーション代表作は
『勇者特急マイトガイン』
『勇者警察ジェイデッカー』
『魔法騎士レイアース』
ツイッター ishida_atsuko


2011年10月27日木曜日

【第2弾・作品紹介】
LUCKY STAR/進藤ウニ



空から落ちてきた隕石が
………喋った!! 
少年と隕石の心温まる不思議な友情物語。


(作者コメント)

流れ星はただ「聞いていた」だけです。
願いを叶えるのは他でもない自分です。
使い方を知らない・気づいていないだけで、
ひとりひとりはすごいチカラを持っているのです。
そこに気づく人がひとりでもいればいい…
そう思ってこの漫画を描きました。
どんなに遠くにあるように見えても、
目標には必ず近づいていけると思うのです。

進藤ウニ

(しんどう・うに)
1977年沖縄出身・埼玉県在住。
既刊に「日常スープ」「それは先生(BL)」
共著で「祝日擬人化漫画・カレンダーボーイ」(新書館)他。
現在は松文館を中心に、オンラインコミックなどで活動中。


【第2弾・作品紹介】
日本一の花植え男/喜国雅彦




伝説のギャグ
「日本一の男シリーズ」が帰ってきた! 
男の願いはただ一つ、
荒れ地を花でいっぱいにすること!!


(作者コメント)

震災の後、何度かボランティアに行きました。
場所は宮城県の東松島市。

その地に野蒜(のびる)という駅があります。
海に近く、そして海に対して正面を向いていたため、大打撃を受けた駅です。

少しずつですが、この町の復興は進んでいます。
普通に考えれば、この駅も建て替えの時を待てばいいだけです。
ですが、この駅がある仙石線は、路線そのものを「もっと内陸部に敷き直す」という計画がされており、
それが決定するまでこの駅は、直すことも撤去することもできずにいます。

駅の近辺に住んでいる人もほとんどいません(鉄筋の駅がこうなんですから、普通の住宅は推して知るべしです)。
でも駅前にはバス停があり、わずかですがそこを利用している人はいます。

その人たちの目に触れる「町の顔」がこのままではいけないと、仲間たちが思いつき、この駅の花壇に花を植えました。
(以後は、ここに来たものが、デフォルトで水をやることになっています)。

八月に由香ちゃん(国樹由香)と、そこに行ったときは雨でした。
花は雨に濡れ綺麗な色で輝いています。
その花たちを見ているときに思いついたのが今回の話です。

でも大丈夫。無理はしていません。
いつものキクニ節、いつものギャグなのでどうかご安心を。

PS 野蒜駅の花は心配された夏を無事に乗り切り、今でも元気です。

喜国雅彦

(きくにまさひこ)
1958年 香川県生まれ。
代表作『月光の囁き』『日本一の男の魂』『本棚探偵の生還(エッセイ)」など
小学館の携帯サイト「モバMAN」にて、
『羽鳥学生、前へ!』を連載中(原作・喜国雅彦/作画・国樹由香)
公式ブログ http://inufun.sblo.jp/


2011年10月26日水曜日

【第2弾・作品紹介】
天國/belne



死んだ後、神様に訊かれる
「一番に会いたい人は誰?」 
誰からも愛されていた、みちるが
会いたい人とは…?



(作者コメント)

本年5月に長年のマンガ友を亡くしました。友は3月11日は病院に行っていました。
闘病も苦しくなったであろう頃でしたが自らの病の苦しみより、被災地や原発事故に被災された方々のことをずっと心に掛けていた…遠見友都君に願わくば何処かで読んで貰おうと思って描きました。

belne

1955年12月すなわち、「まんがばか」になる将来を約束されたような年代に
東京目黒に生まれる。
1976年秋田書店ビバ・プリンセス誌でデビュー。
現在、朝日新聞出版隔月間誌『ネムキ』に『異端文書』連載中。

代表作『蒼の男シリーズ』『ロンドンの佳き日』『異端文書』
天碕莞爾名で、週刊少年マガジン『ゴッドハンド輝』原作協力・構成監修
新潟コミティア・コミックワークショップ講師
京都精華大学マンガ学部ストーリーマンガコース講師


2011年10月24日月曜日

【第2弾・作品紹介】
わたしのきらいな宇宙のこと/磯谷友紀



宇宙は嫌い。
考えれば考えるほどわからなくなって、 
地に足着かない感じで、
ふわふわ浮いてきちゃうんだもん。



(作者コメント)

この半年間に感じたことや考えたことを、文章で書くことは難しいのですが、漫画に色々と思いを込めたつもりでいます。よかったら読んでやってください。
ただ、いつまでもこの春に起きたことを、忘れないようにいたいと思っています。


磯谷友紀 

愛知県生まれ。
講談社Kissにて『本屋の森のあかり』を連載中。
過去作に『屋根裏の魔女』。


【第2弾・作品紹介】
約束の丘/井荻寿一



かけがえのない親友との
大切な約束、秘密の場所… 
思い出した少女は
彼女と再会するために、ひた走る!



(作者コメント)

今自分に出来ること。ミュージシャンは歌で…漫画家は漫画で。
出来ることをやろう。そう思って参加を決めました。

東北ではないが、うちの実家もカミさんの実家も、少なからず被害があった。
今はただ、癒えるのを祈りつつ、漫画を描く。
読んで貰えたら本当に嬉しい!

井荻寿一

東京都在住、漫画家。
別冊少年サンデー、週刊チャンピオンでデビュー。
代表作;「魔童タイガ」「霊能探偵ミコ」「メイドロイド雪之丞」など。


2011年10月23日日曜日

【第2弾・作品紹介】
あまのいわと/和田フミエ



堅く、堅く、とびらを閉めるんだ。 
憧れたものが、
わたしには手に入らないのなら。


(作者コメント)

はじめまして。和田フミエと申します。
普段はエッセイ漫画や4コマなどを描いていますが、今回はいつもと全然違うストーリー漫画を描いてみました。神話をモチーフにしたパチンコ漫画?です。読んでいただけたら、とてもうれしいです。

和田フミエ

1975年茨城県生まれ。
現在、たまごクラブ(ベネッセコーポレーション)で
「おかあさんまであとすこし!」連載中。
本当にあった笑える話(ぶんか社)で連載中の
「おうちへ帰ろう 3.11震災の記録」では
震災時、ライフラインが断たれた中で子ども2人を抱えて
右往左往した日々を描いている。
過去作に「おうちクエスト~家に導かれし者たち~」(竹書房)など。
イラストレーターとしてもときどき活動。


2011年10月21日金曜日

【第2弾・作品紹介】
コトノハ/麻生みこと



遠い海辺の村から来た少女・キッカ。 
いとこのナツメは
彼女に優しく接するが…


(作者コメント)

己なりの「だいじなこと」について考えあぐねて
こんな形になりました。
楽しい話ではありませんが
少しでも伝われば、本望です。

麻生みこと

熊本生まれ。
現在、白泉社メロディにて「そこをなんとか」
講談社「good!アフタヌーン」にて「路地恋花」を連載中。


2011年10月18日火曜日

【第二弾、配信日決定!】&【購入にあたってのFAQ】

皆さま、お待たせいたしました!!!

『僕らの漫画』第二弾の配信日がついに決定しました!!!

配信開始は10月28日(金)です!


こちらのブログで、第二弾の作品紹介も行っていきますので、
皆さま楽しみにしていてくださいね♪


そして、第二弾購入にあたってのFAQを作ってみました!
すでに購入されている方、これから購入を考えている方で
疑問がある方はご一読頂ければと。


Q.第二弾にアップデートされると、
      第一弾掲載の漫画は読めなくなってしまう?

A.そんなことはありません!もちろん、第一弾掲載の漫画も読めます。
ページの順番的には、
第一弾の後に第二弾が追加される形になっております。


Q.すでに購入しているが、
どうやったら第二弾が読めるようになりますか?

A.通常のアプリのアップデートと同様です。
ただし、データ容量が20Mを超えているため、
Wi-Fi環境下でのアップデートを推奨しております。


Q.第二弾がアップデートされた後(10月28日以降)に購入すると、
第一弾が読めないんでしょうか?

A.そんなことはありません!購入して頂ければ、
第一弾掲載作品が読めます。
第一弾・第二弾がまとまった形でDLされますので、
そのままお読み頂けます。   


Q.今後、他電子書籍媒体での展開予定はありますか?

A.詳細はまだお伝えできませんが、
近日中にAndroid及びPCで第一弾のみですが、
『僕らの漫画』が読めるようになります。
詳細決まりましたらブログ及びツイッターで告知させて頂きます。


Q.掲載作品の順番はどうなっているのでしょうか?

A.第一弾掲載作品の順番はアップデート後も変更ありません。
第二弾掲載作品は、第一弾の後に掲載されております。


それでは、よろしくお願いいたします!

(i)

2011年10月1日土曜日

「僕らの漫画」バナー

↓200×60

<a href="http://charicomi.blogspot.com/" target="_blank"><img src="http://1.bp.blogspot.com/-zA4KCeRzL_k/Tq_26B54YII/AAAAAAAAAFE/eCvv2gv59hY/s1600/bb20060.gif"></a>



↓468×60(縮小して表示しています)

<a href="http://charicomi.blogspot.com/" target="_blank"><img src="http://3.bp.blogspot.com/-rvJhOVtkIj4/Tq_28N8nWtI/AAAAAAAAAFM/JkFjJZyOs5I/s1600/bb46860.gif"></a>

2011年9月15日木曜日

手原和憲氏「YNWA」が雑誌に!!

雑誌掲載のお知らせです。

iPhone/iPadアプリ第一弾に掲載されている 手原和憲さんの読切作品『YNWA』ーー東北からの転校生を見守るバスの運転手と乗客たちの心のやり取りを描いたお話ーーが、 このたび、『僕らの漫画』の宣伝の一環として 週刊ビッグコミックスピリッツ誌に掲載していただけることになりました。

 9月17日(土)発売のスピリッツ42号に掲載されます。


ツイッターやブログ以外での『僕らの漫画』のPR方法がないものかと考えていたところ スピリッツ編集部様からご協力の申し出があり、掲載の運びとなった次第です。
 ページ数が短いこと、扱っている題材、手原さんがスピリッツでお仕事をされているというご縁などが理由で 手原さんの作品掲載の話が先方より出てまいりました。
チャリティーとして描かれ、一度発表された作品が商業誌に再録されることについて、 手原さん含め私達で色々と協議しましたが、 『僕らの漫画』を知っていただくきっかけになるのなら、と掲載を承諾しました。

 そのため、この度の手原和憲氏『YNWA』の掲載に関して、 掲載にあたっての広告料や掲載料のやり取りなどは一切ございません。 スピリッツ編集部様にはご厚意により無償でご協力頂きました。 この場を借りてお礼申し上げます。

 なお、雑誌掲載にあたりセリフの一部(句読点など)を 若干変更しております。

 また、作品掲載に加え、単独でPRページも制作して付けてくださったので より多くの読者に『僕らの漫画』の存在を知ってもらえるものと思っております。 購入を迷われている方は、 ぜひこの機会に手にとってみて頂ければと思います!!

2011年9月2日金曜日

募金先について


「僕らの漫画」の募金先を紹介します。


募金先は

宮城県・岩手県・福島県主催の
震災遺児・孤児への育英基金

と、なります。
収益から必要経費をのぞき、上記基金へ募金させていただきます。

--------------------

私たちは「僕らの漫画」の企画当初より、募金先の検討を重ねてきました。
はじめ、日本赤十字や共同募金を仮に募金先と想定して企画をすすめて参りましたが、5ヶ月を経るうちに東日本大震災復興支援を目的とするそれら団体主催の基金にも多額の募金が集まるようになり、また募金期間も終了する時期が見えてきました。

そこで、私たちは改めて募金先を探すことにいたしました。
その際に留意したのは、

・「漫画」からの支援であること
・長期的に募金を受け付けていること
・使途が明確で、信頼性があること

の3点です。

改めて言うまでもありませんが『僕らの漫画』の義捐金は、無償で描いて下さった漫画家の方々、そして購入してくださった読者の方々によって集められたお金です。
おこがましいかもしれませんが、言ってみれば「漫画」からの支援です。
では、「漫画」を一番楽しみにしてくれているのは誰だろうと考えた時に「子どもたち」が頭に浮かびました。
詳細については後述いたしますが、各県に膨大な数の震災遺児・孤児がいます。
ほんの少しでも彼・彼女らの力になることが出来るならば、 それはきっと「漫画」からの支援の意味があるのではないかと考えました。

また、育英基金は震災遺児・孤児たちが独り立ちしていくまでを支える、息の長い支援を必要とする基金です。
これは、私たちが掲げてきました「支援は長期戦」というコンセプトに非常に合致しておりました。
また、順次作品を追加していく販売スタイルをとっているため最終的に『僕らの漫画』が「完成」するのは来年の1月になります。
そこから経費の精算や経理的な手続きにかかる時間を考えますと、どんなに早くとも募金をする時期が来年の春以降になってしまいます。
そのため、来年の春以降でも確実に募金を受け付けている育英基金がふさわしいのではないかと判断いたしました。

上述の通り、今回の義捐金は漫画家の皆さまと読者の皆さまによって集められたお金です。
これをお預かりしている私たちは、その募金先について最大限責任を持たなくてはなりません。
どのように使われるのか、有効に使われているのか、団体の信頼性はあるのかetc...。
その点各県の育英基金は、主催が行政である点、使途が限定されている点、予算を議会に諮る点、詳細を公表する予定がある点など十分に信頼できる要素があると思いました。

以上の考えのもと募金先を、このたび特に被害の大きかった宮城県、岩手県、福島県、それぞれが主催する震災遺児・孤児への育英基金とし、参加漫画家、編集者、デザイナー、に提示し、そこからまた議論を重ねた上で全員の賛同を得て決定いたしました。

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それぞれ、基金の具体的な内容を電話で聞いてみましたので、ご報告します。
(※状況や数字などは、8月22日に各県庁の担当者の方に伺った話に基づいております)

各県共通しているのは、学業のための基金という理念です。
遺児・孤児に対する現金給付(奨学金)という形での支援が中心となります。
それぞれの県によって、遺児・孤児の数、集まった金額が違うため 給付範囲や額は変わってくるようです。

また、金額がさらに集まるようであれば 直接的な学業支援以外の要素、たとえば部活の遠征費、模擬試験の受験費用など学校生活で必要と思われる部分への支給も考えているとのことです。

お金の使われ方がどう決まるかですが、 年度ごとに予算を立てて議会に諮り、承認を得るという形をとるようです。
集められたお金は専門の基金を作り遺児・孤児支援以外の用途には決して使われないとのことです。

活動内容に関しては、議会での資料を元にHP上で発表する予定があるとのことです。

以下、各県の状況についてです。

【宮城県】
現在判明している分で、孤児が119名、遺児が711名。これは被災県中最大。
給付金額や支払日などは、十分な募金額に達していないため、まだ予算化できない状況。 
遅くとも年内には詳細を決めたい。
対象範囲は、未就学時~高校三年生(18歳)までを考えているとのこと。

【岩手県】
現在判明している分で孤児・遺児合わせて596名(未就学児:44名、小学生:205名、中学生:145名、高校生:123名、大学・専門等:79名)
対象範囲は、未就学児~大学・専門学校生まで。
対象となるすべての子供が社会に出るまで支援するには、2億円ほどまだ足りない。
金額などは決定しており、詳細はこちら→http://www.pref.iwate.jp/view.rbz?cd=33420

【福島県】
8月16日に基金設立を発表したばかり。、
どのくらいお金が集まるか次第で、できることは変わってくるため、詳細はまだ決まっていない。
(基本的には、他2県と同様の形をとると思います。)
遺児・孤児の総数は139名

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「僕らの漫画」では上記基金を募金先として設定し、引き続き制作・販売をしていきたいと思っております。
但し、今後募金先として違和感を覚えるようなことが出てきた場合、また育英基金以上にコンセプトに合致するような募金先が出てきた場合は、改めてその旨を公開し募金先を変更する場合もございます。

読者の皆様には何卒ご理解をいただけましたら幸いに存じます。


「僕らの漫画」制作委員会

2011年8月30日火曜日

【第1弾・作品紹介】
Mighty TOPIO /とり・みき


メンマ博士が心血を注いで開発した
ロボット…… その名もトピオ! 
ゆくぞ、ジェットの限り!! 

(作者コメント)

震災、そして原発事故に関しては、何かわかったようなことをいう気にはまだなりません。正直な話わからないからです。悲観的になりすぎないように気をつけてはいますが、さりとてそう楽観的に考えているわけでもない。じゃあどうするかといって自分にはマンガを描くことしかできません。震災を描こうが描くまいが。そして(このマンガも含め)マンガは良くも悪くもフィクションです。現実ではない。この時期のフィクションの意味を考え、描いていこうと思います。

とり・みき

1958年熊本県生まれ。
『クルクルくりん』『愛のさかあがり』『遠くへいきたい』
『石神伝説』『冷食捜査官』等。最新刊『とりったー』では
震災当日の被災地以外に住む者の無力感を描いた回も。






アプリ第1弾発売!



「僕らの漫画」iPhone,iPad用アプリ ¥600
2011年8月30日火曜日発売開始!

(1)パソコンからのご購入
「iTunes」→「iTunes Store」→「僕らの漫画」を検索、ご購入ページへ

(2)iPhone/iPadからのご購入
「App Store」アプリ→「僕らの漫画」を検索、ご購入ページへ


※第1弾をご購入いただきますと、
第2弾、第3弾は無料でアップデートできます。

※「僕らの漫画」アプリご購入に関するお問い合わせは

2011年8月27日土曜日

【第1弾・作品紹介】
僕らの未来はスカートの中/信濃川日出雄



卒業式後、幼なじみのケンとアカリが
向かったのは物置小屋。 
二人がしようとすることは……
セックスの練習!? 

(作者コメント)

十数年前、帰る場所を失い
孤独の中でもがいていた自分を救ってくれたのが
漫画でした。
いまプロという立場で漫画を描けることを誇りに思います。
未来を担う少年少女たちに、
いまだ青春を引きずる若者たちに、
ぜひとも軽い気持ちで読んでもらいたい。
だって、漫画だから。漫画なんてそんなもんです。
いっときでも日常を忘れて楽しんでくれたら。
そして少しでも元気になってもらえたら。
その想いで描きました。

信濃川日出雄

1978年新潟生まれ。
現在、月刊!スピリッツ(小学館)にて
「古代ローマ格闘案獄譚SIN(原作:義凡)」
フィールヤング(祥伝社)にて「茜色のカイト」連載中。
過去作に「fine.」「ヴィルトゥス」。

学生時代、茨城県に6年間在住。東北地方出身の友人も多い。
http://snngwhdo.blogspot.com/



2011年8月26日金曜日

iPhone/iPadアプリ/協力企業様紹介

「僕らの漫画」iPhone/iPadアプリの制作と販売について
協力企業様の紹介です。

◯編集協力、データ制作協力、販売協力:
小学館

◯アプリ開発協力:
デジタルカタパルト株式会社


小学館様は、上記作業協力に加え、アプリ開発費を負担、
「僕らの漫画」を通じて得られた利益を全て寄付に回してくださいます。
またデジタルカタパルト株式会社様も同様に、
最低限の必要経費を除き、利益を全て寄付に回してくださいます。
心よりお礼申し上げます。

どちらも「僕らの漫画」の収益と一括し、
義捐金として寄付に当てさせていただきます。





2011年8月23日火曜日

【第1弾・作品紹介】
ひねもすらんせ ~伊達政宗編~ /そらあすか


奥州の龍と呼ばれた戦国の英雄・政宗を描く、 
戦国ギャグ4コマ! 

(作者コメント)

主に歴史ものの漫画を描いております、そらあすかと申します。
自分にできることは何か無いか…?とずっと考えていて、
今回の企画に参加させていただきました。
自分はまだまだ駆け出しの漫画家なので
豪華な執筆陣にドキドキしておりますが、
私などの原稿でも、少しでも売上の足しになって、
1円でも多く寄付できればいいなあと思っております。

皆様、是非読んでやってください!

そらあすか

歴女漫画家。トキワ荘プロジェクト出身。
現在、週刊漫画ゴラクにて「歴女ガイドねね」、
コミック乱ツインズ戦国武将列伝にて
「戦国おもしろ双紙 らんせのじかん!」連載中。
過去作に「戦国武女子、参る!」「龍馬に逢いたいぜよ」。
http://www3.to/asukajidai



2011年8月20日土曜日

【第1弾・作品紹介】
くりかのこちゃん。/国樹由香



国樹さんちにいる
大きなMIX犬・くりとかのの 
ほっこり日常系エッセイ! 

(作者コメント)

はじめまして。今回『くりかのこちゃん。』という漫画で参加させていただいた国樹由香です。我が家の犬たちとの暮らしのヒトコマを描きました。他愛ないお話ですが、少しでも楽しんでいただけたら幸いです。
5月に連れ合いの喜国雅彦(漫画家)と宮城へボランティアに行きました。TV画面からは伝わらないリアルがそこにありました。まる3日間泥出しなどの作業をしたのですが、被災された皆さんの笑顔にこちらが励まされ、人間ってなんて強いんだろうと感動するばかり。
わずか3日間でも様々なドラマがありました。忘れ難いのはアプリコット色のプードル「ウェーブちゃん」のこと。震災の日、津波から逃げるべく飼い主さんが運転する車中で親犬が出産。3匹生まれたうちの1匹だとか。ボランティア仲間が見つけた里親さんに引き渡すのが日程最終日だったため、それまで犬に慣れている我々夫婦がウェーブちゃんの仮親になったんです。異常な状況下で生まれたのに元気そのもの。生後2ヶ月にして人間の言うことを理解するお利口ぶり。作業後に柔らかな毛を撫でていると、1日の疲れも吹き飛びます。とても小さな生き物に、とても大きな希望がつまっていました。
7月に喜国さんが2回目のボランティアへ。「復興はじわじわと、でも確実に進んでいる」と戻って来たとき嬉しそうに話してくれた顔を今でも覚えています。そして8月。今度は私も一緒に被災地に行きます。ちっぽけな力だけど、頑張ってきます。
最後に。『僕らの漫画』を企画してくださった制作委員会の皆さまに御礼を言わせてください。私ごときが本業でチャリティーにかかわれたこと、とても感謝しております。心からありがとうございました! これからも息長く支援をし続けていきたいです。

国樹由香

東京生まれ。
同業の連れ合い&2匹の雑種犬と暮らす。
小学館の携帯配信コミックサイト「モバMAN」にて
防衛大学校漫画『羽鳥学生、前へ!』(喜国原作/国樹作画)を連載中。
最新コミックスは柴犬漫画『しばちゃん。』(イーストプレス)。
過去作に『メフィストの漫画』(講談社)
『こたくんとおひるね』(小学館)などがある。
公式サイトは「こたくんといっしょ」


2011年8月17日水曜日

購入方法 続報

「僕らの漫画」は、まず
iPhone、iPad用アプリとして8月末頃に第1弾を
発売致しますことを決定いたしました。

第1弾を一度購入していただけますと、
その後は第2弾(10月末頃)、第3弾(12月末頃)として
発表される作品を無料でアップデートし読むことが可能です。

また、アプリだけではなく、他の販売形態として
電子書籍での発売を予定しております。
こちらは現在複数の電子書籍サイトでの発売を検討中です。
PCだけでなく、ケータイ(ガラケー)でも読めるものになるよう最善を尽くします。

そして、今年の末頃、第1弾〜第3弾まで
全ての作品を再編いたしまして、1冊〜数冊の
同人誌として発売する予定です。
販売方法は、即売会での販売や委託販売、通信販売になるものと考えております。
ただ、同時に書籍としての発売に関しても、
版元と可能な限り交渉を進めていく意気込みでおります。

広く沢山の読者のお手元に届くように努力いたしますので
長くおつきあいお願いいたします。

「僕らの漫画」制作委員会

【第1弾・作品紹介】
きみの女の子 /ヤマシタトモコ



「生まれかわったらどうする?」
33歳、女二人。 
親友に“先を越された”彼女が願うことは… 

(作者コメント)

ただ、楽しんでいただけたら幸いです。

ヤマシタトモコ