2011年8月30日火曜日

【第1弾・作品紹介】
Mighty TOPIO /とり・みき


メンマ博士が心血を注いで開発した
ロボット…… その名もトピオ! 
ゆくぞ、ジェットの限り!! 

(作者コメント)

震災、そして原発事故に関しては、何かわかったようなことをいう気にはまだなりません。正直な話わからないからです。悲観的になりすぎないように気をつけてはいますが、さりとてそう楽観的に考えているわけでもない。じゃあどうするかといって自分にはマンガを描くことしかできません。震災を描こうが描くまいが。そして(このマンガも含め)マンガは良くも悪くもフィクションです。現実ではない。この時期のフィクションの意味を考え、描いていこうと思います。

とり・みき

1958年熊本県生まれ。
『クルクルくりん』『愛のさかあがり』『遠くへいきたい』
『石神伝説』『冷食捜査官』等。最新刊『とりったー』では
震災当日の被災地以外に住む者の無力感を描いた回も。






アプリ第1弾発売!



「僕らの漫画」iPhone,iPad用アプリ ¥600
2011年8月30日火曜日発売開始!

(1)パソコンからのご購入
「iTunes」→「iTunes Store」→「僕らの漫画」を検索、ご購入ページへ

(2)iPhone/iPadからのご購入
「App Store」アプリ→「僕らの漫画」を検索、ご購入ページへ


※第1弾をご購入いただきますと、
第2弾、第3弾は無料でアップデートできます。

※「僕らの漫画」アプリご購入に関するお問い合わせは

2011年8月27日土曜日

【第1弾・作品紹介】
僕らの未来はスカートの中/信濃川日出雄



卒業式後、幼なじみのケンとアカリが
向かったのは物置小屋。 
二人がしようとすることは……
セックスの練習!? 

(作者コメント)

十数年前、帰る場所を失い
孤独の中でもがいていた自分を救ってくれたのが
漫画でした。
いまプロという立場で漫画を描けることを誇りに思います。
未来を担う少年少女たちに、
いまだ青春を引きずる若者たちに、
ぜひとも軽い気持ちで読んでもらいたい。
だって、漫画だから。漫画なんてそんなもんです。
いっときでも日常を忘れて楽しんでくれたら。
そして少しでも元気になってもらえたら。
その想いで描きました。

信濃川日出雄

1978年新潟生まれ。
現在、月刊!スピリッツ(小学館)にて
「古代ローマ格闘案獄譚SIN(原作:義凡)」
フィールヤング(祥伝社)にて「茜色のカイト」連載中。
過去作に「fine.」「ヴィルトゥス」。

学生時代、茨城県に6年間在住。東北地方出身の友人も多い。
http://snngwhdo.blogspot.com/



2011年8月26日金曜日

iPhone/iPadアプリ/協力企業様紹介

「僕らの漫画」iPhone/iPadアプリの制作と販売について
協力企業様の紹介です。

◯編集協力、データ制作協力、販売協力:
小学館

◯アプリ開発協力:
デジタルカタパルト株式会社


小学館様は、上記作業協力に加え、アプリ開発費を負担、
「僕らの漫画」を通じて得られた利益を全て寄付に回してくださいます。
またデジタルカタパルト株式会社様も同様に、
最低限の必要経費を除き、利益を全て寄付に回してくださいます。
心よりお礼申し上げます。

どちらも「僕らの漫画」の収益と一括し、
義捐金として寄付に当てさせていただきます。





2011年8月23日火曜日

【第1弾・作品紹介】
ひねもすらんせ ~伊達政宗編~ /そらあすか


奥州の龍と呼ばれた戦国の英雄・政宗を描く、 
戦国ギャグ4コマ! 

(作者コメント)

主に歴史ものの漫画を描いております、そらあすかと申します。
自分にできることは何か無いか…?とずっと考えていて、
今回の企画に参加させていただきました。
自分はまだまだ駆け出しの漫画家なので
豪華な執筆陣にドキドキしておりますが、
私などの原稿でも、少しでも売上の足しになって、
1円でも多く寄付できればいいなあと思っております。

皆様、是非読んでやってください!

そらあすか

歴女漫画家。トキワ荘プロジェクト出身。
現在、週刊漫画ゴラクにて「歴女ガイドねね」、
コミック乱ツインズ戦国武将列伝にて
「戦国おもしろ双紙 らんせのじかん!」連載中。
過去作に「戦国武女子、参る!」「龍馬に逢いたいぜよ」。
http://www3.to/asukajidai



2011年8月20日土曜日

【第1弾・作品紹介】
くりかのこちゃん。/国樹由香



国樹さんちにいる
大きなMIX犬・くりとかのの 
ほっこり日常系エッセイ! 

(作者コメント)

はじめまして。今回『くりかのこちゃん。』という漫画で参加させていただいた国樹由香です。我が家の犬たちとの暮らしのヒトコマを描きました。他愛ないお話ですが、少しでも楽しんでいただけたら幸いです。
5月に連れ合いの喜国雅彦(漫画家)と宮城へボランティアに行きました。TV画面からは伝わらないリアルがそこにありました。まる3日間泥出しなどの作業をしたのですが、被災された皆さんの笑顔にこちらが励まされ、人間ってなんて強いんだろうと感動するばかり。
わずか3日間でも様々なドラマがありました。忘れ難いのはアプリコット色のプードル「ウェーブちゃん」のこと。震災の日、津波から逃げるべく飼い主さんが運転する車中で親犬が出産。3匹生まれたうちの1匹だとか。ボランティア仲間が見つけた里親さんに引き渡すのが日程最終日だったため、それまで犬に慣れている我々夫婦がウェーブちゃんの仮親になったんです。異常な状況下で生まれたのに元気そのもの。生後2ヶ月にして人間の言うことを理解するお利口ぶり。作業後に柔らかな毛を撫でていると、1日の疲れも吹き飛びます。とても小さな生き物に、とても大きな希望がつまっていました。
7月に喜国さんが2回目のボランティアへ。「復興はじわじわと、でも確実に進んでいる」と戻って来たとき嬉しそうに話してくれた顔を今でも覚えています。そして8月。今度は私も一緒に被災地に行きます。ちっぽけな力だけど、頑張ってきます。
最後に。『僕らの漫画』を企画してくださった制作委員会の皆さまに御礼を言わせてください。私ごときが本業でチャリティーにかかわれたこと、とても感謝しております。心からありがとうございました! これからも息長く支援をし続けていきたいです。

国樹由香

東京生まれ。
同業の連れ合い&2匹の雑種犬と暮らす。
小学館の携帯配信コミックサイト「モバMAN」にて
防衛大学校漫画『羽鳥学生、前へ!』(喜国原作/国樹作画)を連載中。
最新コミックスは柴犬漫画『しばちゃん。』(イーストプレス)。
過去作に『メフィストの漫画』(講談社)
『こたくんとおひるね』(小学館)などがある。
公式サイトは「こたくんといっしょ」


2011年8月17日水曜日

購入方法 続報

「僕らの漫画」は、まず
iPhone、iPad用アプリとして8月末頃に第1弾を
発売致しますことを決定いたしました。

第1弾を一度購入していただけますと、
その後は第2弾(10月末頃)、第3弾(12月末頃)として
発表される作品を無料でアップデートし読むことが可能です。

また、アプリだけではなく、他の販売形態として
電子書籍での発売を予定しております。
こちらは現在複数の電子書籍サイトでの発売を検討中です。
PCだけでなく、ケータイ(ガラケー)でも読めるものになるよう最善を尽くします。

そして、今年の末頃、第1弾〜第3弾まで
全ての作品を再編いたしまして、1冊〜数冊の
同人誌として発売する予定です。
販売方法は、即売会での販売や委託販売、通信販売になるものと考えております。
ただ、同時に書籍としての発売に関しても、
版元と可能な限り交渉を進めていく意気込みでおります。

広く沢山の読者のお手元に届くように努力いたしますので
長くおつきあいお願いいたします。

「僕らの漫画」制作委員会

【第1弾・作品紹介】
きみの女の子 /ヤマシタトモコ



「生まれかわったらどうする?」
33歳、女二人。 
親友に“先を越された”彼女が願うことは… 

(作者コメント)

ただ、楽しんでいただけたら幸いです。

ヤマシタトモコ


2011年8月14日日曜日

【第1弾・作品紹介】
其を射落とすは明日の矢 /ねむようこ


マキの持っている弓には矢がない。
だけど、それも今日まで。 
明日の誕生日には
ママが矢をプレゼントしてくれるんだ!

(作者コメント)

3月11日、提起された大きな問題。
「自分には何ができるのだろう?」
私が辿り着いた答えは「自分の仕事をする」ということ。
すべての「仕事」は誰かの普通のくらしを支えるためにあるのだと思います。
今、必要なのは日本中の普通のくらしが守られるということ。
私の仕事は、漫画を描くことです。
漫画には、人を元気にする力があると信じています。
直接被災者の人を支えることにならなくても、その人を支える誰かの力になれるかもしれない。
そんなふうに繋がって、大きな傷口を癒していけたらと思う。
今回はチャリティーなので、購読して下さることが直接の支援になります。
そういう意味でもたくさんの人に読んで頂けたらと思います。
この場を与えて下さったことに感謝しています。


ねむようこ

2011年8月12日金曜日

購入方法

「僕らの漫画」の販売形態、購入方法は近日中にお知らせいたします。
長期的に様々な販売形態を予定しております。
どうぞ、あわてずじっくりとお待ちください!!

2011年8月11日木曜日

【第1弾・作品紹介】
うさぎのキモチ/三宅乱丈



みうちゃんの苦手なもの。
野菜、歯医者さん、夜のおトイレ。 
でも、キモチをキリカエてみたら… 

(作者コメント)

絶望は死に至る病というなら、自分を無力だと思ってしまうのは、それの未病みたいなものなんじゃないかと思ったりしますこの頃です。
生きている人間にはすべて、実は「力」はあって、なのに無いと思ってしまうのは、その「力」の使い方がこんがらがったり解らなくなってるだけで、そういう事を、「力が無いと勘違いしている」だけだと思うのです。つまり、いろいろ端折って思うに、生きているって事は「力」があるって証拠と思うのです。そして私は、そう信じて生き抜いてきた人達が、たとえ死んでしまってからでも、生きている人達に「力」を与えて続けてくれていることを知っています。なので私は、人の「力」をとても信じています。ずっと、死ぬまで信じて生きたいものなのです。

三宅乱丈

1966年生まれ。
現在、コミックビーム(月刊)にて「イムリ」連載中。
過去作に「ペット リマスターエディション」全5巻
「ぶっせん」上中下巻 「大漁まちこ船」など。



2011年8月9日火曜日

【第1弾・作品紹介】
YNWA/手原和憲




いつもと同じバスのコース、
同じ乗客、いつもと変わらない春。 
だけどこの春、
珍しいタイプの乗客が登場して…… 


(作者コメント)

この漫画を読み返すと、今年の4月、一心不乱に描いていた時のことを思い出します。
今にして思うと、この話を描くことが、あの時期の自分には必要だったのかも知れません。

タイトルの"YNWA"は、"You'll Never Walk  Alone "の略語です。
「あなたには、進む背中を支えてくれる人たちが、必ずいる」
という様に解釈して頂ければと思います。
そういう漫画にしようと、力を込めました。是非、お読み下さい。

手原和憲

「月刊!スピリッツ」にて、ネコ関連の漫画「ミル」を連載中。
サッカー漫画を読み切りで描くこともあるようだ。


【作品紹介】ロゴデザイン



※ロゴ及び目次ページなどのデザインを担当

(コメント)
デザイナーの自分になにかできることはあるのだろうか…と悶々としていた時、ツイッターに「僕らの漫画」の情報が流れてきました。なにかしらお手伝いできることがあれば…ということで、今回デザイン作業で参加させていただくことになりました。読者の方、被災者の方に届くように、すこしでも力になれればと思っています。
室伏香枝