2011年8月14日日曜日

【第1弾・作品紹介】
其を射落とすは明日の矢 /ねむようこ


マキの持っている弓には矢がない。
だけど、それも今日まで。 
明日の誕生日には
ママが矢をプレゼントしてくれるんだ!

(作者コメント)

3月11日、提起された大きな問題。
「自分には何ができるのだろう?」
私が辿り着いた答えは「自分の仕事をする」ということ。
すべての「仕事」は誰かの普通のくらしを支えるためにあるのだと思います。
今、必要なのは日本中の普通のくらしが守られるということ。
私の仕事は、漫画を描くことです。
漫画には、人を元気にする力があると信じています。
直接被災者の人を支えることにならなくても、その人を支える誰かの力になれるかもしれない。
そんなふうに繋がって、大きな傷口を癒していけたらと思う。
今回はチャリティーなので、購読して下さることが直接の支援になります。
そういう意味でもたくさんの人に読んで頂けたらと思います。
この場を与えて下さったことに感謝しています。


ねむようこ